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キーウにある米大使館前で2025年3月6日、ウクライナ人捕虜の解放を求める集会に参加した捕虜の親族=ロイター
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 ロシアの全面侵攻を受けるウクライナと米国の高官協議が11日、サウジアラビア西部ジッダで開かれ、停戦に向けた枠組みなどが議論される。ウクライナの苦境は極まっており、米国との関係修復や、軍事支援の再開につなげられるかが焦点になる。

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ロシア南西部、ウクライナ軍撤退の可能性

 「ロシア軍は(ロシア南西部)クルスク州でウクライナ軍を負かし続けている」

 ロシア国防省は9日夜、そんな言葉とともに、新たに同州の三つの集落を奪還したとSNSに投稿した。奪還はこの2日間で計8集落に上った。

 ウクライナ軍は今後のロシアとの交渉を少しでも優位に進めようと、昨年8月に同州に進軍。一時は「1400平方キロ近く」(ウクライナ側発表)を制圧し、国内の士気を高める役割も果たした。

 だが、ロシア軍は昨秋から派遣されてきた北朝鮮兵とともに、反撃を激化。今年2月中旬までに「64%」(ロシア国防省発表)を奪還したとされ、その後も続々と集落を取り戻した。

 双方の軍事ブロガーらによると、ロシア軍はここ数日、攻勢を強め、ウクライナからクルスク州の町スジャへと続く補給路は断たれつつある。

 英紙テレグラフの7日の報道…

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